おにぎり屋の経営にとって、リピーターの存在は本当にありがたいものです。
というより、繰り返し来店していただける「リピーターの方たち=常連さん」のおかげで、お店の経営は成り立っているわけです。
でも、同じ人が何度も来店してくれるからこそ、気になってくるのが・・・
「いつか飽きられてしまうんじゃないか?」という不安。
それこそ小規模なおにぎり屋では、商品数や提供スタイルに限界があるからこそ、“飽きさせない工夫”は、継続経営のカギになるわけです。
なぜ“飽き”は起こるのか
同じ商品、同じ陳列、同じ接客。
安心感を与える一方で、「もうだいたい分かってる」という感覚がマンネリ化を生み出してしまうことも。
- 商品ラインナップが固定されている
- 季節感や“変化”が感じられない
- お客さんに「次はどんな楽しみがあるか」が伝わらない
これでは、せっかくの常連さんも足が遠のいてしまうかもしれません。
全商品を変えず、変化を出す方法
だからといって、毎日ラインナップを総入れ替えするなんてことは現実的ではありません。「変化は一部だけ」で十分。
- 1商品だけ「季節おにぎり」を入れてみる
- 「週替わり味噌汁」を弁当やセットに添えてみる
- 手書きのPOPで「今日は○○ご飯を炊きました!」と告知してみる
小さな“変化の余白”があることで、お客さんの期待値はグッと上がります。
“変わらなさ”と“変化”のバランス
ここが大事なポイントです。
すべてをコロコロ変えてしまうと、「いつもの味がなくなった」と感じる人も出てきます。
だからこそ、
- 看板商品は固定して“安心感”を守る
- 変化を出すのは“周辺要素”だけにとどめる
これが“変わらない良さ”と“ちょっとした変化”を両立させるコツ。
看板商品は、常に改良しながら看板商品であり続けるよう努める。それ以外の部分で変化・動きをつくることでバランスを保つわけです。
コミュニケーションも“変化”のひとつ
飽きさせないのは、なにも商品だけじゃありません。
- メニューPOPに今日のひとことを添える
- SNSやPOPで「仕込み風景」や「商品開発の裏話」を投稿
- レジで「今日は○○ありますよ」とひと言かける
こうした“お客さんとの関係性”の中に変化を込めることで、あなたのお店の世界観がじわじわ伝わっていくわけです。
まとめ
小さなおにぎり屋にとって、「飽きられない」というのは立派な経営戦略です。
全部を変える必要はない。
“ちょっとずつ変えていく”努力こそが、飽きさせない秘訣。
今日来てくれたお客さんが、「また来ようかな」と思ってくれる小さな仕掛けを、日々の営業の中でひとつでも見出していく。
大丈夫です。あなたのおにぎりづくりに”想い”があるのなら、出来ることは山ほどあるわけですから。

