「売れる」より「続く」が正解!?弁当屋の経営が破綻する典型的なパターン

「売上を増やすためには、たくさんの商品が必要」そんなふうに考えて、開業当初から何十種類もの弁当メニューを並べようとしていませんか?

実はこれ、弁当屋の経営が続かなくなる典型パターン”でもあるのです。

メニューを増やせば売上が伸びるとは限らない

  • 弁当メニュー30種類以上
  • トッピング無限に対応できます!
  • その他ドリンク・セットメニュー・・・

たしかに、種類が多ければ来店される方の目を引きますし、様々な趣向のお客さんが来店してくださる可能性は高まります。でもその分だけ…

  • 試作・仕込み・材料管理が複雑化
  • 廃棄・在庫ロスが増える
  • 接客やレジ対応の手間が増す

などなど、「営業(販売)するうえでの負荷」が一気に膨らむわけです。

大事なのは“回せるかどうか”

商売において本当に大事なのは、「回せる商品構成か?」どうかです。

  • 一人でも回せるオペレーションか?
  • 毎日同じクオリティを保てるか?
  • 材料の使いまわし・仕込みの共通化ができているか?

この視点がなく続けていれば、いずれ「もうやってられない(疲弊)」という状態に直面するわけです。事業としてやっているわけで、趣味ではないですから。

商品数より“役割”で考える

おすすめは、商品を“数”ではなく“役割”で考える方法です。

例)

  • 看板商品(初来店のお客に選ばれやすい)
  • 利益商品(原価率が低く、粗利が取れる)
  • セット商品(まとめ買いで単価アップ)
  • 季節商品(常連さんや休眠顧客向けの変化づけ)

たとえば5商品しかなくても、このバランスが取れていれば売上・利益は十分に狙えます。

“全部売る”は“全部疲れる”になる

なんでもできるお店を目指すのは、要するに「全部自分でやる」ことと同じ。

だとすれば、それって“全部疲れる”働き方になってしまいませんか?

それを防ぐためには、「売れる商品」ではなく、

「回せる商品」
「残る商品」
「伝わる商品」

を選ぶこと。

それが、弁当屋の“続く”設計につながるわけです。

まとめ|商品構成は“生活設計”

何をどれだけ売るかは、事業者としてのあなたの生活そのものを決定づけます。

  • 毎日無理なく続けられる量・種類か?
  • 家族と過ごす時間が削られていないか?
  • 利益が残って“心に余裕”が持てているか?

商品構成とは、単なるメニュー作りではなく。

あなた自身の暮らし方・働き方をどう設計するかという問いでもあるのですから。