「○○おにぎり、○○おにぎり、○○○おにぎり。どうしてもたくさんの種類のおにぎりメニューを提供したいんだ!」
そのようなおにぎり屋に朗報です。
「メニューの数を増やすのは本当にしんどいよ。事業としてやっていくのは難しいよ。」
↑これについては先日お伝えしましたが。それでも、やっぱりメニューを増やしたいというおにぎり屋には、おすすめのやり方があります。それは・・・
普段の営業でたくさんのメニューを揃えるのではなく。
月に1回程度、第2土曜日あるいは日曜日・第4土曜日あるいは日曜日など、日程は各々で考えてもらえばよろしいのですが。
普段儲けさせてもらっているお返し(儲けを還元)という形で、その日だけ、普段とは異なるたくさんのおにぎりメニューを提供するといった方法です。
考え方を変えると。このようなやり方の方が、常連の方とも普段とは異なるコミュニケーションを取れたり。
この日に限っては、効率(利益)を重視しない営業スタイル(ひとつのイベント)にすることで、より親密な関係を作ることができる。という見方もできます。
「すみません!普段は商売人なんで儲けないとやっていけないもんで(笑)」
「そのいかなごのくぎ煮は僕の地元の名産品なんです!今の季節だけしか食べれないんでおすそ分けです!」
「いつもお父さんにお世話になってます!(この日は子連れで来店)」
このスペシャルデイに限っては、普段のお客さんを絞ったスタイルではなく。
普段来店されている方に関連するけれど、異なった食の志向を持った方を招くという方法を取り入れることにより。対象者が広くなり、よりその地域に店の存在を認知してくれる方が増えることになるわけです。※イベントやります的なチラシなんかを撒いても面白いですね~
普段の利用はしないけれど、
「あのおにぎり屋の大将は○○で気さくな人でさー」
「俺の父ちゃん、たまにあのおにぎり屋に行ってるらしいよ!」
「あのおにぎり屋、実は結構儲かってるらしいよ(笑)だって儲からなかったらスペシャルデイしないらしいから」
というように。その地域に店の存在を認知してくれる方が増えることにより、よりその地域に根付いた場所になることができるわけです。
実際、おにぎり屋に限らず食べもの商売を生業として続けていこうと考えるのであれば、このくらいの認識を地域の方から持ってもらわなければ続けていくこと(事業として利益を確保し続けること)なんてできないと思います。
どれだけデジタル化が進もうが、生業としての食べもの商売を選択する以上は、これが真実だと考えます。
AIをはじめとした機械労働力が台頭してくるこれからの時代には、特に必要な考え方であり。どれだけ、マスコミや人気youtubeチャンネルで持て囃されたとしても、あるいは自分メディアで目立つことができたとしても。
地域に根付いたお店になることが出来なければ、実店舗という特性上、一過性のお店で終わってしまうわけです。例えばインバウンドだけを狙ったお店とか
そもそも一過性のお店(次々に新しいお店を出店→廃業→出店→廃業→無限ループ)が狙いなのであれば、この限りではありませんが。※これはこれで難しい
自分自身が「おにぎりが好き」で、そのことを社会に役立てていきたい(生業としてやっていきたい)と考えている場合には。今回お伝えした「スペシャルデイ」をご一考していただくことを推奨します。
特に、今現在日々のおにぎり屋の営業で多くの種類のおにぎりメニューを提供していて、なおかつ自由な時間(心身ともにリフレッシュできる時間)も取れず疲れ切っている(事業利益なんて取れていない)おにぎり屋経営者の方。
「自己だけ犠牲の精神」は、結果的に誰も幸せになることがないわけで。
せっかくおにぎりが好きで始めたのであれば、自分自身も含め皆が幸せになる方法を選択した方が、食べもの商売をやっている者として楽しいと思いますよ。
