僕はお米屋にも在籍していたことがありますが、得意先とお米の取り扱い品種を見直しする際の試食会でのこのような一コマがあったことを覚えています。
わたくし「これが新潟産のこしひかりです。食べてみてください」
得意先「(一口パクッ)おーやっぱりうまい!さすがに違いますねー!」
わたくし「それ、実は今うちが納品させてもらってるお米です(ニヤリ)」
得意先「・・・」
本当の出来事でございますが(笑)
「おいしさ」とは、情報によって左右される部分も多分にあるわけで。正確に伝えることの重要さをひしひしと感じます。特に、様々な情報に触れられる現代においては「おいしさ」の定義づけまでされる方も増えてきたわけで。
「この唐揚げおいし~!ちょっと食べてみて」
自分自身がそう感じたとしても…
「その鶏肉の産地ってどこ?」
そもそも食材の産地が分からなければ、口にも入れないという方も一定程度存在しているわけです。
ラーメンの一蘭さんなんかは、この「情報=おいしさ」を活用していて有名ですね。
この情報を活用するという点は、ぼくたちのような小さな事業者にとっても多いに見習う部分があり。提供しているお弁当に何かしら付加できる情報があるのであれば。
- 「〇〇湾で漁獲された〇〇魚のフライ」
- 「〇〇養鶏場で逞しく育てられた地鶏卵の玉子焼き(毎朝職人が手焼き!)」
- 「良質な牛ミンチを使って当店で仕込んでいます」
-産地だけでなく、当店仕込みというだけでも十分価値を見出せます
などなど、ウソではない本当のことであるというのは前提ですが。
その情報を伝えるだけで「情報=価値」という形になって「選択する側(お客さん)」の判断基準(価値)となる可能性も高くなるわけです。
しかも、”情報を届ける”という行動は、今この瞬間からでも取り入れることが可能なのですから費用は一切掛かりません。※伝えるための手間(POPなど)は発生しますが
自分が提供しているお弁当の価値は何なのか?
自分の中で常識となっているものの中に埋もれていることは普通にあります。
まずは紙に書き出してみて自分以外の人に見せるだけでも、実は自分以外の人にとっては価値となるものを掘り出すことが出来るかもしれません。
ちなみに、冒頭のお米の試食会でのやりとり。
最後に行ったお米当てクイズでは見事正解(まぐれ笑)
一応、その方の名誉のためにご報告しておきます。
