えび天むすとひと言で言っても、その形態は数種あるわけですが。今回紹介する「えび天むすおにぎり」は、大きなえびを使った存在感のあるエビ天むすのおにぎりです。
僕がおにぎり屋を営んでいた当時、ダントツ一番人気だったのがこの大きなエビ天むすです。
大きなえび天むすとは?
大きなえび天むすの一番の特徴は、一般的なえび天むすである小ぶりなえびを使った天むすとは異なり、普通に天ぷらとして食す大きなえびを使っているところにあります。

それもそのはず、このえび天むすは、おにぎりというよりも小さなえび天丼を海苔で包むというコンセプトのもとに作られているからです。
そのため、通常の小ぶりのえび天むすでは味わえない海老の醍醐味を味わうことができます。
使用する食材・調味料
えびの天ぷらレシピについては省略していますのであしからず。
【えび天むす:1個分】
- えびの天ぷら:1尾(サイズ:16/20)
- ご飯:80g~90g
- 三角海苔:1枚
- 天むすのたれ:適量 ※レシピはこちら
大きなえび天むすの作り方:手順
「小さなエビ天丼を片手で食す」というコンセプトのもと作られたのがこの「えび天むす」なので、一般的な「握り」とは異なります。
※この大きなえび天むすは「握らないおにぎり」の握り方を採用しています。詳しくはこちらをご参照ください↓
①三角海苔を用意する

使用する海苔は、焼きのりを対角線上に切った三角海苔。
②海苔の上にご飯パテをのせる

ご飯をパテに見立ててこしらえていきます。
天むす1個に使用するご飯の総量は80グラム程。それを半等分した約40グラムを1パテとします。ご飯パテはある程度三角に整えておきます。
③ご飯パテの片方にえびの天ぷらをのせる


えび天をドーンと真ん中にのせるわけですが。このとき、えび天はパテの底辺からはみ出ないようにだけ気をつけます。
④天ぷらたれを掛ける

天ぷらだれの量は、「これくらいかなー」と感じるよりも若干多めに掛けた方が丁度良いです。
⑤もう片方のご飯パテをえび天の上にのせる

ここからはちょっとコツが必要になります。準備しておいたもう片方のご飯パテをのせるのですが、パテをのせた瞬間、そのパテが落ちないようにすぐさま海苔を持ち上げなければ崩れてしまいます。
⑥すかさずサイドから海苔で包む


パテに沿って海苔を折り返す際、あまりきつめに折り返さないように気を付ける。
ここできつく締めてしまうと、時間が経つと海苔が水分を含みパテとパテをきつく締めあげてしまいます。そうなると、ご飯の粒と粒の間の空気がなくなり食べた時ホロっと良い具合に崩れる天むすではなくなってしまいます。
出来るだけパテに沿って海苔を折り返すことが重要です。
⑦えび天むすの底部分を整える

ここでしっかりと底を作ることで、えび天むすが立ち上がります。
⑧ご飯に天ぷらだれを掛けて完成

仕上げに、ご飯(シャリ)にタレを掛けて完成です。
天丼と天むすとでは違った美味しさがある

沢庵があれば、もうそれだけで一食済ますことが出来るので、「えび天むす弁当」として、どこかにお出かけするときなどにはピッタリのお弁当になります。
「えび天」と「ご飯」と「天ぷらダレ」という同じ組み合わせなのに、天丼と天むすではそれぞれに違った美味しさがあります。
天丼は天丼で十分に美味しいですが。そこに「握り」というひと手間、「握り」というおにぎりを専門とする者の技術が加わることで、天丼では味わえない新たな価値を生むことができるわけです。

